法令線とは人間の財運をみるところであります。
財を見る部分は鼻と鼻のまわりです。
末広がりの八の字であるのが好ましいです。
全12回連載とし、第10回は 無病長寿法令線です。
法令線とは人間の財運をみるところであります。
財を見る部分は鼻と鼻のまわりです。
末広がりの八の字であるのが好ましいです。
全12回連載とし、第10回は 無病長寿法令線です。
このように法令線がひらいており、地閣(顎)を過ぎるものを寿帯(じゅたい)といいます。
必ず無病にして長寿なかたが持つ法令であります。
思うに人相も手相も方位というのがありまして、その筋が方位に向かう方向によって運勢の吉凶をみてゆくのが基本である模様であります。
手相では線である紋様自体にスポットと当てて鑑定するやり方が主流ですが、本当のところ手相も人相も形状と方位がとても重要なのではないかと思います。
今回は法令線での特集を組んでみましたので法令の筋が向かうのが何故広くて末広がりで上向きであるのが良いかを椿か夜の視点から解説して行きたいと思います。
【法令線周辺の面部配当名】をみていただきますと、
顎が地閣
顎の横の部分が奴僕
頬の外側の耳寄りの方面が地庫
と云う名称であります。
地閣である顎は頤(おとがい)ともいいます。
住所などの不動産を意味します。
これは、手相の手元の部分も住所や不動産を観法とします。
配置は北であり、水の象意とします。
ですから、この部分に淀みである傷や染みや痣などがあると水難であるとされるのです。
奴僕は部下や目下である人々が支えてくれる運勢を見る場所です。
この部分がふっくらとしており、肉付きよく張りがあると部下や弟子や子孫などが身を挺して支えてくれるのです。
ですが、えぐれていたり、やせ細ってしまいますと誰も助けてくれないので淋しい人生となります。
顔がほっそりするのが流行ってますが、ふっくらしていたほうが人相的には良いのです。
地庫というのは人相的には顔に方位を当てますと土の部分に当たるのです。
ですから男性でしたら父や妾、または正妻を見ます。
女性でしたらやはり父、そして姑を見る場所となります。
共に本人から見ましたら財になる生尅名となるので地庫であるのだと思います。
文献には何処にも書いてませんが、四柱推命と人相を研究しましたらそのような結果となります。
つまりはこの無病長寿法令線というのは、法令線が長く奴僕まで到達していて、上向きであるため、自らすすんで世話をしてくれる人が大勢いるので心身ともに健康で長生きできる相であるのです。
2015年11月15日の記事はここまで。
法令線とは横に広がる事を良いとします。
口から離れ出来るだけ八の字で末広がりが好ましいと言い伝えられています。
また、私の研究からですが、顔面の方位によって吉凶が決まるようです。
図を見ていただきます。
顔面の中心から方位を指しますと人相の象意の部分にきっちりと当てはまります。
法令線の向きだけは本来は吉凶を出す事はよろしくはないのです。
向きや形はあくまでも傾向であります。
この10の無病長寿と云われるほうれい線は向かうところが方位では丑寅と戌亥の方へ。
易では艮と乾の方へと流れています。
更に細かく方位をだしますと安定や信頼を示す方位に向かっています。
(※この解釈は人相における方位をさらに深めている上に、公開している占い師や著書が極めて少ない為に弟子にのみ教える事にします)
相術というのは人体の方位術であり、人相というのは顔面の方位術であることがわかります。
細く下へ長く下がる場合は水難に注意というのは水の部分に下がっているからであります。
ただ、良い法令線でも傷や形の悪いホクロがあったり、色が悪い場合は注意が必要になります。
補足の書き足し:2022年7月3日